ジャガー・ルクルト
JAEGER LECOULTRE

ジャガー・ルクルトの代名詞「レベルソ」。縦45.6mm×横27.4mmというラージケースで、視認性は抜群。デザインも上品かつトラディショナルで、まさに一生モノの腕時計と言えそうです。文字盤の中央には、細かな時を刻むスモールセコンド付で実用性もあります。

左右対称を追求した、美しいデザインが特徴的。シルエットもスリムで、シルバーグレーサンレイ仕上げのダイヤルが輝きを引き立たせています。ケースの裏側から、ジャガー・ルクルトの技術が詰まったムーブメントを確認できます。

上品なピンクゴールド製ケースの中に、ムーブメントがのぞく文字盤が配置されています。文字盤には型押しによるゴールドの数字がほどこされ、その精巧な造りが洗練された装飾によりますますエレガンスな雰囲気を漂わせています。

ステンレススチール製ストラップとフォールディング・クラスプ付きノボナッパカーフレザー製ストラップの2種類が用意されており、簡単に付け替えることができるのが魅力。シーンによってカジュアルなスタイルにも、より洗練されたエレガンスなスタイルにもチェンジできます。

ブルーアベンチュリンを用い、1時間に数度、流れ星が流れる夜空と星を表現した文字盤が神秘的。周りを取り囲むダイヤモンドによって彩られたこの流れ星は、文字盤の中央にある三面式ディスク構造により生み出されています。

ジャガー・ルクルトが1世紀以上に渡り培ってきたミニッツリピーターのノウハウと、ダイバーズウォッチの伝統にオマージュを捧げるモデルとして、2020年に登場。ブルーのグラデーションが美しい色合いも特徴的。50年代から今日まで時計ファンを魅了するアラーム機能をスポーティーに使いこなせる逸品。

ジャガー・ルクルトは、1833年から続く老舗です。スイスのジュラ山脈に位置するジュウ渓谷に自社一貫生産体制のマニファクチュールを構え、長きに渡り独創的な腕時計を発表し続けてきました。創業者のアントワーヌ・ルクルトは時計職人であり、ミリオノメーター（ミクロ単位の測定器）の発明家であることでも知られています。

アントワーヌ・ルクルトは1881年に亡くなりましたが、後を継いだ孫のジャック＝ダヴィド・ルクルトは1903年に、カルティエと専属契約を結んでいたフランスの時計製造業者「エドモンド・ジャガー」と提携。ムーブメントの製造を一任されるようになります。その後2社の関係は発展し、1937年に現在のジャガー・ルクルトというかたちに落ち着くこととなりました。

ジャガー・ルクルトのマニファクチュールは、現在も健在。180業種に細分化される職人たちが集い、その技を寄せ合うことで一つひとつの時計を完成させています。

その歴史からもわかるように、ジャガー・ルクルトは華美なデザインの斬新な商品ではなく、卓越した技術で名声を高めてきたブランドです。創業以来、作り上げてきたムーブメントは350種類以上に上り、「技術屋」の異名を持つほど。

その性能の高さを保証すべく、ジャガー・ルクルトはすべての自社モデルに対し、「1,000時間コントロール」と呼ばれる独自検査を実施しています。ムーブメントの精度、防水性などさまざまなチェック項目を通過した腕時計の高性能は、折り紙付きと考えて間違いないでしょう。長期に渡って愛用可能な、信頼の腕時計を求めたい人にこそ、ジャガー・ルクルトの製品はおすすめです。

ジャガー・ルクルトの人気モデルとしては、マイナーチェンジを繰り返しつつ80年以上継続販売されている「レベルソ」や、シンプルなデザインで飽きのこない「マスター」などが挙げられます。いずれもビジネス、カジュアルの両シーンで、ノーブルな存在感を発揮する逸品です。