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時計投資について

腕時計が好きで、いつの間にか増えていた際など、ふと、その価値が気になったことはありませんか? ここでは、腕時計の買い替えやコレクションをしている方へ、腕時計投資について説明しています。

時計投資とは

「時計投資」はその名の通り、時計、主に腕時計をターゲットとした投資のことです。
自分の好きな腕時計を購入し、相場が上がったときに売って利益を得ます。投資信託や不動産などとは異なり、趣味をそのまま収入につなげることができ、また普段は腕時計を身に着けて楽しめるのも魅力です。

ただし、どんな腕時計でも良いというわけではありません。投資に用いられるのは、基本的に各ブランドの高級腕時計、かつ機械式のものとなります。

腕時計には「機械式」と「電池式」の2種類が存在し、「電池式」は、水晶に電圧を加えて作動させているため「クォーツ式」とも呼ばれています。

一方、「機械式」の腕時計は電池の力を使うことなくゼンマイで動きます。複数の歯車が次々に動いて力を伝達することで、最終的には秒針を動かします。その歯車を含めたパーツは100を超え、芸術品や伝統工芸品の域に達しています。

そのため機械式の腕時計には時代を超えた価値がつくのです。

投資における時計の価値とは

時計投資のターゲットとなる腕時計は、基本的にブランドがリリースしている製品になります。

そのブランドもさまざまですが、時計投資ではブランドネームだけでなく、ムーブメントも投資価値に影響する大きな要素となっています。

ムーブメントとは、腕時計の動きを司る、いわば車にとってのエンジンのようなもの。
つまり腕時計の内部にあります。

それでは、ムーブメントの価値はどこにあるかと言えば、もちろんきちんと動作すること。
そのため時計投資をする際には、単に買いっぱなしにするのではなく、状態を維持しているかどうかの確認とメンテナンスが重要になってきます。

時計投資のメリット・デメリット

時計投資にはどのようなメリットが、またはデメリットがあるのでしょうか。投資と言うからにはリスクを伴わないのでしょうか? また、運用コストはどうなっているかを詳しく解説していきます。

メリット

運用コストが低い

投資には、投資信託・外貨預金・国債・FX・不動産などさまざまな種類がありますが、いずれも運用コストがかかります。
その点、時計投資であれば、購入・保存・転売を繰り返すだけなので、運用コストが低いと言えます。
この運用コストの低さは、買取業者のサービスが充実している現在だからこそ。
見積料・査定料はほとんどの買取業者で無料にて行われており、買い取りにおいても宅配や出張に手数料が発生しないところも見られます。

相場情報が入手しやすい

例えば、同じ投資でも常に変動している不動産相場の動向は、プロでも見極めが難しいとされています。不動産の場合、似た物件はあっても全く同じ物件は1つとしてなくさまざまです。
その点、腕時計は製品ですので、同じ年式や型、デザインのものが複数存在しています。ブランドと製品名をネットで調べれば、その腕時計に現在どんな値がつているかは容易にわかります。
もしも正確な査定額を知りたい場合には、買い取り専門店が無料でサービスしている査定や見積もりを利用してみるのも良いでしょう。

好きな時計に投資できる

投資にも色々な種類がありますが、その大半は資産運用を目的としたものです。その一方で、時計投資は、憧れているブランドの高級腕時計に投資できるのが魅力。好きな腕時計をコレクションしつつ、楽しみながら利益を得ることができます。不動産や外貨を趣味で集めている……と言う話はあまり聞いたことがありませんよね。

腕時計であれば、ケースなどに入れた状態でさりげなく自宅に展示できるのもポイントです。

デメリット

盗難や紛失のリスクがある

腕時計は現物資産です。そのため自宅などに保管しておかなければならないので、盗難や紛失のリスクを持っています。
ただし、自宅に置いているのであれば、セキュリティを万全にすることで盗難のリスクは抑えられます。
気をつけたいのは高級腕時計を身に着けて外出するとき。旅先のホテルや店舗に置き忘れたり、窃盗の被害に遭うケースも考えられます。
もし、ブランド物の高級腕時計を身に着けて出かけるときは、アルコールは口にせず、なるべく外さないことを心掛けなければなりません。

初期費用がかかる

時計投資を始めるためには、最初に腕時計を購入する際の投資費用がかかります。ブランド物の高級腕時計となると、価格を抑えても数十万円の品。さらには安いと値上がり幅も少ないため、値段の張る高級腕時計で利益率をアップさせるには、しばらく時間がかかりそうです。逆に投資費用が豊富であれば、利益率もアップしやすいでしょう。

レバレッジ・インカムゲインはない

時計投資には、レバレッジやインカムゲインというものがありません。
「レバレッジ」は「てこの原理」という意味で、金融に関する投資で「レバレッジを効かせる」と言う際は、借り入れをすることでより大きな収益を目指します。
「インカムゲイン」は、投資が株式の場合は配当という形で、債券では利子、不動産だと家賃収入がこれにあたります。資産を保有していれば長期的な収入が見込めます。
対して、時計投資の場合には、こうしたレバレッジもインカムゲインも利用することはできません。しかし、逆に考えれば、ハイリスク・ハイリターンを避けられる投資とも言えるのです。